Archive for 4月 29th, 2009
「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」を読了した。
本書は、「才能」と「弱点」の定義が、一般にされるものとは異なる。その定義をしっかりと押さえた上でないと本書を読み解くことはできない。
自分に悩む
私は、もう20代後半に突入しているが、この歳になって「自分」が分からなくなってきている。
携わる仕事、任される仕事、依頼される仕事をこなしていくにつけ、これで良いのかどうか悩む。
私生活でも、結婚について、家族について、将来について悩んでいる。
こんなにも悩んだことは、今までなかった。いろいろなものを見て、いろいろなものを知ることで、人生がおぼろげながら見えてきた。その見えてきたものが今の自分をさらに悩ませている。
「自分が何をすべきなのか」、自分の運命とも言える「やるべきこと」。自分が心底やりたいと思えることを見つけられた人は幸運であると切に思う。
結局、答えは自分の中に求めるしかない。
「自分が何をすべきか」という問いに用意された答えなどなく、「自分でそれを心底したいと思うかどうか」が、答えの基準だと思うからだ。
自分が何をしたいのだろう。
そう考えている。
しかし、堀江貴文氏が「本人」という雑誌でも言うように「好きなことよりも得意なことをなるべくなら選択すべき」という意見も正しいように思う。
自分はいったい何が好きで、何が得意なのか。
その答えがあるかもしれないと思い、さまざまなビジネス書を読んでいるが、そのうちの一つが冒頭で紹介した本書だった。
本書の解説・紹介
本書は、好きなことや得意なことを直接見つけることはできないが、その手助けとなる本である。本書は、その人のもつ「性質」を解き明かす「ストレングスファインダー」へのアクセスキーがついていて、ファインダーで判明するそれぞれの「性質」(=強み)それぞれについて解説を加え、どのように生かせばよいかということのヒントを解説している。
このストレングスファインダーは、心理テストのような形式だが、占いなどといった類ではなく、数多くのケースを土台に研究者が真剣に研究を行った末に導き出されたテストであり、信頼がおける。
このファインダーを使って、自分の資質を探るだけでも本書の価値は回収できるように思う。気になる方は是非。(※「新品」で購入しない場合、カバー裏のキーがすでに登録されファインダーが使用できない恐れがあるので注意)
本書は、第3章まで読み進めた後、インターネット上にある「ストレングスファインダー」にアクセスし、本書カバー裏にあるユニークな(=重複の無い)キーを用いてアカウント登録をし、心理テスト形式で自らの資質を導き出す。
導き出した後は、本書の続きにそれぞれの資質の解説や、どう生かしていくかのヒントや事例、また経営者の視点から各資質を持った人をどう生かしていくかについての記載もある。経営者は読んで損がない内容だと思う。
私の資質上位5つは、「親密性」「収集心」「未来志向」「慎重さ」「分析思考」であった。
確かにうなずける。
自分は難問だ
しかし、自分というのはかくも広大なのか。自分を発見するというのはとても難しく思えてきた。
とてもわかりやすい自分だと思っていたのだが、複雑な思いと複雑な状況に置かれたおかげで訳が若奈落なってしまっている。
もうすこし、いろいろな本を読んでみようと思う。
ビジネス書はおもしろい。
レバレッジ・リーディングでは、「何か目的を持って読むこと」によって「カラーバス」効果により効率的な読み方ができるという。私は、しばらく「自分を探すため」に読むつもりだ。

